TRACK by TRACK スタッフによる楽曲解説

 Hostessスタッフによる各曲解説!

Disc1

1. Kid Wave - Gloom テンプルズを輩出した〈Heavenly Recordings〉と契約したキッド・ウェーヴは、スウェーデン、オーストラリア、そしてイギリス出身の4人によって2013年に結成された。すぐにザ・ウィッチーズやチャイルドフッドらとツアーをまわり、2014年11月には元UKのパンク・トリオ、テスト・アイシクルズのローリー・プロデュースによるデビューEP「Gloom」をリリース。同作のタイトル・トラックとなるのが今回の曲で、ハスキーなヴォーカルと病みつきなギター・リフが、甘くドリーミーな空気を醸し出している。聴き終わった後もしばらく耳に残る感じが心地良い。来年と囁かれているアルバム・リリースが楽しみだ。(pepperomi)
2. Catfish and the Bottlemen - Rango 日本では昨年10月にデビュー・アルバムをリリースすると同時に様々なメディアで話題となり、今年1月の初来日公演はあっという間にソールド・アウトになるなど、勢いが止まらない北ウェールズ、ランディドゥノー出身のキャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン。デビュー・アルバム収録のこの曲も彼ららしさ爆発のストレートなロック。イギリスのレディング&リーズフェスティバルにも出演したライヴにもかなり定評のある彼らの待望の初来日公演はめっちゃ熱いものになること決定です!!(Q)
3. Circa Waves - Stuck In My Teeth 2014年春、突如サマソニ出演がアナウンスされた謎の新人サーカ・ウェーヴス。ヒット・シングル1曲でレーベル争奪戦の末、メジャーと契約はしたものの、アルバムのリリースが一向に聞こえてこない。そんな中発表された来日、そしてサマソニ直前にリリースされた日本独自盤EP『サーカ・ウェーヴスEP』。そして想像以上の集客と盛り上がりをみせたライヴは話題となり、一気にその知名度を上げることとなる。彼らの最大の魅力が誰もをノリノリにさせてしまうキャッチーなサウンドなのだが、この1曲もまさにそうで、まるで彼らが常夏のビーチでウェーヴに乗るようなトロピカル感が印象的。アルバム発表を前にすでに再来日も決定。一体どこまで型破りな新人なのだろうか...。(pepperomi)
4. Temples - Colours To Life メンバーがイケメン揃い故、女性ファンが多いかと思いきや、かなり骨太なライヴをぶちかまして男性ロック・ファンをもがっちり掴んで離さない、2014年アルバム・デビュー組の中では最も成長著しいのがこのテンプルズ。デビュー・アルバム『サン・ストラクチャーズ』に収録されているこの曲は、ライヴ前半のハイライト的なところで演奏されることが多い、ファンの間でもかなり人気の高い曲です。ジョニー・マー先生やノエル・ギャラガーなどのミュージシャンからも絶賛されるこのテンプルズ。いったいどこまでいくのか、本当に楽しみなバンドです。(T)
5. Merchandise - Enemy 英NMEの“20 Most Exciting New Bands Of 2013”で1位となったマーチャンダイズの新作、『アフター・ジ・エンド』のセカンドシングル「Enemy」。バンド自身によるプロデュースで制作され、デペッシュ・モード、インターポール、ジーズ・ニュー・ピューリタンズなどを手掛けるガレス・ジョーンズがミキシングを担当。歪んだサウンドを残しつつ、ポップバンドとして生まれ変わった彼らの最新サウンドの代表曲。(GXP)
6. A Sunny Day in Glasgow - In Love With Useless (The Timeless Geometry in the Tradition of Passing) なんとなくダーティー・プロジェクターズと比較してしまうのは、才能あふれる変人(っぽい)フロントマンと不定形のメンバー・ラインナップ、そして美女ボーカルふたり・・・という組み合わせのせいだと思われますが、最新アルバム『シー・ホェン・アブセント』はまさにASDIGにとっての『ビッテ・オルカ』と言いたくなる出色の出来。ノーマークだった方は今年威張れるように今のうちにチェックすることをお勧めします。ちなみに女子ボーカルのうちのひとり、ジェン・ゴマちゃんはブルックリンの歌って踊れる四人組、ピープル・ゲット・レディでも活躍中!(えの)
7. Superfood - TV “初期ブラー/スーパーグラス/90年代”等と表現されることに嫌気をさしている英バーミンガム出身ブリット・ポップ・バンド、スーパーフード。偉大なバンドと比較されるのは素晴らしいことだが、あくまでも自分たちは"オリジナル"なのだと。ラウドで自由奔放で、純粋さが感じられる彼らのサウンドは、すでにデビュー前からUKの主要媒体で話題に。ファンの前座を務めたり、ウィー・アー・サイエンティスツ、ピース、ウルフ・アリスやテンプルズらとツアーをまわったりするうちにその話題は世界的に飛び火し、すでに日本からも来日を望む声が聞こえてくるまでに。"TVがついていないと絶対に眠れない"といったどうでも良い内容のこの曲をメイン・シングルにしてしまうピュアなところも、彼らが人を惹きつける理由のひとつなのかも?(pepperomi)
8. Benjamin Booker - Violent Shiver ザ・スミス、ザ・ストロークスなど名だたるバンドを輩出してきたラフ・トレードからデビューし、2015年2月に初来日も決定しているベンジャミン・ブッカー。ジャック・ホワイトのUSツアーのサポート・アクトにも抜擢されるほど注目株の彼。デビューアルバム『ベンジャミン・ブッカー』の一曲目を飾る「Violent Shiver」は、荒々しいパンクの要素とちょっと渋いブルースの要素を含んだ最高にご機嫌なブルース・ロック(!?)です。(Chippy)
9. Cloud Nothings - No Thoughts アメリカはオハイオ州クリーブランド出身の3人組ロックバンド、クラウド・ナッシングス!2014年6月に開催されたHostess Club Weekenderに出演し、オルタナサウンド爆発の最高のパフォーマンスを見せてくれた彼ら。サードアルバム『ヒア・アンド・ノーウェア・エルス』からの楽曲「No Thoughts」は、数回聞けば必ず口ずさみたくなると言ってもいいほど、キャッチーな曲です。ライブでシンガロングしたら最高に気持ちいいだろうなぁ。(Chippy)
10. Pixies - Another Toe In The Ocean カート・コバーン、ボノ、トム・ヨークなど国内外を問わず数多くのアーティストに影響を与えてきた伝説のオルタナティヴ・ロックバンド、ピクシーズ。そんな彼らによる23年振りの新作『インディ・シンディ』から「Another Toe In The Ocean」。爆裂するギターとポップなメロディはピクシーズ節全開。13年にオリジナル・ベーシストのキム・ディールが脱退してしまいファンをヤキモキさせましたが、サポート・メンバーにア・パーフェクト・サークル、ズワンで活躍したパズ・レンチャンティンが加入。ライヴでの彼女のキュートな姿にメロメロになるファンが続出したとか。誰かのミスでサマソニのライヴ会場に入場できず生で観る機会はありませんでしたが、新作『インディ・シンディ』を引っ提げての最新ライヴで若いロック・ファンも虜にしたようです。(T T)
11. The Vaselines - One Lost Year ニルヴァーナのカート・コバーンがファンであることを公言し、世界中の音楽ファンから愛されるスコットランドが生んだ伝説のインディー・ポップバンド、ザ・ヴァセリンズの最新アルバム『ヴィ・フォー・ヴァセリンズ』収録の大ヒット・シングル曲。ラモーンズにインスパイアされたという最新作はヴォーカルであるユージン・ケリーの「人々の耳にすぐ届く短いパンク・ロックソングを書きたい」という思いがギッシリと詰めこまれたポップ・ロックアルバム。モグワイが所有するキャッスル・オブ・ドゥーム・スタジオにてセルフ・プロデュースで制作され、ベルセバのスティーヴィー・ジャクソン、 ティーンエイジ・ファンクラブのフランシス・マクドナルド、スコット・パターソン(サンズ&ドーターズ)、マイケル・マクガフリン(1990s)などグラスゴーを拠点に活動する名立たるミュージシャン等が多数参加しています。(T T)
12. Iceage - The Lord's Favorite 今最も世界でクールなフロントマンのエリアスが率いるデンマーク、コペンハーゲン出身のバンド、アイスエイジ。過去2作のハードコア/パンク路線から一転、このアップテンポなカントリーナンバーには誰もが驚いたはず。デビューから3年半で3作をリリースしその全てがピッチフォークでBest New Musicを獲得、その他の媒体でも高評価を得るなど、ようやく世界的にも評価を受けるようになってきた。ただ彼らの持つポテンシャルはこんなもんではないはず。早く時代が彼らに追いついて欲しい!(KES)
13. Thurston Moore - Germs Burn ソニック・ユースやチェルシー・ライト・ムーヴィングのフロントマンとしてUSロック・シーンを牽引し続けるサーストン・ムーアによる最新ソロ・アルバム『ザ・ベスト・デイ』より「Germs Burn」。本アルバム参加メンバーには盟友スティーヴ・シェリー(Dr/ソニック・ユース、リー・ラナルド・アンド・ザ・ダスト)、デビー・グッギ(B/マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)、ジェイムス・エドワーズ(G/ノウト、グアポ)と完全無敵なメンツが大集結。非ノイズの完全ヴォーカル・アルバムなので、未聴の方は是非チェック!また、同メンバーによる"ザ・サーストン・ムーア・バンド"として2/21(土)&2/22(日)に新木場スタジオコーストで開催する第10回Hostess Club Weekenderへの出演も決定しており、オルタナ・ファンでなくとも一見の価値ありです!(※出演日2/22(日))(T T)
14. Mogwai - Hexon Bogon モグワイの8枚目となる最新作『レイヴ・テープス』から、『ミスター・ビースト』時の様な荒々しさと不穏な雰囲気を兼ね備えている楽曲「Hexon Bogon」。この楽曲が収録されているアルバムはプロデューサーに前作から引き続きポール・サヴェージを起用し、モグワイの真骨頂ともいうべき ポスト・ロック・ サウンドが展開されているのが印象的です。壮大な轟音サウンドと共に奏でられるエレクトロ音には、モグワイらしいが詰まっています。Hostess Club Weekenderとサマーソニックで来日をした際には轟音が更なる進化を遂げていたので、来年3月の単独公演も楽しみな所です。 (Marippe)
15. Interpol - Anywhere 全米を代表するバンド、インターポール。ファンの間でも人気が高かったベーシストのカルロス脱退後、初めて3人で作り上げたアルバム『エル・ピントール』に収録されていますが、このアルバムではなんとボーカルのポールがベースを兼任しており、様々な面で新章の幕開けを感じられます。個人的には新章に突入しつつも以前のインターポールらしさも垣間見れる作品となっており、それゆえバンドが新たに再構築された感じの印象があり、今後の発展が楽しみに感じられます。(Marippe)
16. The Horrors - I See You かつては全身黒で覆い、その髪型とファッションでイロモノ扱いされていた5人組。セカンド・アルバムで飛躍を遂げ今では全英チャートトップ10内にランクインするほどのバンドへと成長を遂げました。全員が音楽オタクでアルバム毎に常に新たなサウンドを模索してきた彼らが最新作で目指したのは、より明るくポジティヴでエレクトロニックなアルバム。バンドのブレーンであるリース・ウェブはこう語っています「僕らは踊れる音楽を作りたかったんだ。高揚するような音楽をね」。まさか彼らからこんな言葉が聞ける日がくるとは......(KES)

Disc2

1. St. Vincent - Digital Witness 「この作品が最高なモノになってほしかったの、お葬式で流せるような可愛いアルバムにね」と彼女が語るように、どこか不思議な魅力が詰まったセイント・ヴィンセントの4作目『セイント・ヴィンセント』はNME誌の2014年間ベスト1位を獲得するなど世界中の音楽誌で好評価を獲得している。2015年2月のHostess Club Weekenderでのヘッドライナー出演が決まっている彼女、モードなルックスと馬鹿テク・ギター、コンセプチュアルなパフォーマンスは必見です!(KZK)
2. Belle and Sebastian - The Party Line スコットランドといえば、イギリスからの独立の賛否を問う住民投票が行われたことで世界中から注目を集めたのは記憶に新しいところですが、そのスコットランド最大の都市グラスゴーの至宝とも言われるベル・アンド・セバスチャン。バンド結成から20年近く経ってもその存在感は衰えを知らず、記念すべき10回目のHostess Club Weekenderのヘッドライナーも含め、未だに多くのファンを魅了し、輝き続ける至宝ベル・アンド・セバスチャンが4年振りにリリースしたアルバム『ガールズ・イン・ピースタイム・ウォント・トゥ・ダンス』からのファーストシングルです。(T)
3. Future Islands - Seasons (Waiting On You) 米ボルチモアを拠点に活動するの3人組シンセポップ・バンド、フューチャー・アイランズによる「Seasons (Waiting On You)」は様々な音楽媒体の年間ベスト曲として高い称賛を得た。彼らは2008年にデビューアルバム『ウェーヴ・ライク・ホーム』をUKの〈Upset The Rhythm〉からリリースし、毎年年間200本以上のライヴ活動を行ってたことで有名になった。2014年には、英名門レーベル〈4AD〉と契約し、4作目となる『シングルズ』をリリースした。このメインシングルとなった「Seasons」は米テレビ番組Lettermanで出演のおかげでフロントマンのサミュエル・T・へリングによるダンスが世界中から注目を浴びた。Youtubeで見てない方は絶対見るべき。(GXP)
4. Electric Youth - Innocence ロサンゼルスを拠点として活動するエレクトロ・ポップ・デュオ、エレクトリック・ユースのデビュー作『インナーワールド』からのシングル曲です。2011年のシングル・デビューから3年…待ちに待った作品は全編を通して清涼感と耽美な世界観が溢れる極上のエレポップ作となりました。トレンドと絶妙な距離を保ったこのサウンドは「甘い純潔はどこに行ったの?」という問い共にどこまでも意志的に響き、EDM、インディR&Bで湧き上がる世界を尻目にフワフワと飛んでいくかのよう。(ひろし)
5. Kate Boy - Open Fire スウェーデンはストックホルムを拠点に活動する3人組エレクトロ・ポップバンド、ケイト・ボーイ。ネットで公開した数曲のシングルは軒並みポテンシャルが高く、デビュー・アルバムのリリース前にも関わらず世界中をツアーで周る2015年の有力新人です。紅一点の女子ボーカル、ケイトは2011年にオーストラリアから音楽活動をする為にストックホルムに移住。先ずはスウェーデンらしいエレクトロ・ポップなセンスと80年代音楽の影響が窺える「Open Fire」を是非聞いてみてください。(KZK)
6. Basement Jaxx - Unicorn スペイン語で「一緒に/ともに」という意味を持った4年振りのニューアルバム『フント』からのシングルである本楽曲はアルバムのメッセージ性と共に「ハウス・ミュージックとは何ぞや」ということを学校で言えば教頭先生くらいのキャリアを持った彼らが教えてくれる貫禄に満ち溢れたものとなっています。「わたしのそばで自分自身を解放して、ユニコーンみたいに騒げばいい、好きなように歴史を書き換えて」。。。なんて素敵な教頭先生でしょう。(ひろし)
7. Caribou - Can't Do Without You カリブー史上「Sun」に続く名曲中の名曲といえる「Can't Do Withiout You」。今年リリースされた『アワー・ラヴ』に収録されている楽曲ですが、このアルバムを代表する曲と言えるでしょう。カリブーが「I Can't Do Without You~」と歌っているだけでもなんだかキュンときてしまいますが(熱いよダンおじちゃん~!)、徐々に盛り上がっていく展開はなんとも高揚感を掻き立てられ、ライヴで盛り上がる事間違いなしです。2015年2月のHostess Club Weekenderではこの曲で絶対に盛り上がります。(Marippe)
8. Bombay Bicycle Club - Luna 全英チャート1位獲得も果たしたBBC4枚目のアルバム、『ソー・ロング、シー・ユー・トゥモロー』からの一曲。曲の導入部分のドリーミーでリズミカルな音はインドのタブラ・ドラムという楽器の音で、そんなところからもボーカルのステッドマンのインドを含む世界旅行の体験にインスパイアを受けて作られたという背景を感じられます。ステッドマンの特徴的なビブラートの効いた唄声にコーラスが心地よく混じり合い、思わず一緒に口ずさみたくなってしまう曲です。(らっこ)
9. SBTRKT - New Dorp. New York (feat. Ezra Koenig) レディオヘッドからM.I.Aまで幅広くリミックスを提供していることで有名な覆面を被ったダンス・ミュージック・プロデューサー、サブちゃんことサブトラクトによるニューアルバムからの一曲。生粋のニューヨークっ子であるヴァンパイア・ウィークエンドのエズラをフィーチャーしたこの曲は、サブちゃんならではの高揚感はありつつもエズラの脱力ボーカルが効いたなんだか小粋な仕上がり。ニューアルバムのアートワークにも登場しているネコ? の巨大な人形と共に出演したフジロック’14でもこの曲は披露され、レッドマーキーはダンスホールと化したとか。(ちなみにそのネコちゃんは本楽曲のMVで歩き回る姿を披露しています。)(knd)
10. Childish Gambino - 3005 俳優、コメディアン、テレビドラマの脚本作家などマルチな才能を持つドナルド・グローバーのアーティスト名義がこのチャイルディッシュ・ガンビーノだ。スタンドアップ・コメディーで鍛えたボキャブラリーと即興性は彼のラップ・スタイルにも活きている。実はアルバムのタイトル『ビコーズ・ジ・インターネット』はベックとの会話中に出てきた言葉から取られたとか。(KZK)
11. How To Dress Well - Repeat Pleasure ウィッチハウスに代表されるダークなサウンドの拠点〈トライアングル〉から過剰な歪をもってリリースされたデビュー作を当時聴いていた人に「これが未来のハウ・トゥ・ドレス・ウェルの新曲だよ」と聴かせたら地下室で昼・夜関係無い生活をしてた人間が、いきなり素っ裸で野原を全力疾走してるかのような解放感に腰を抜かしてしまうことでしょう。2月のHostess Club Weekenderではどんなパフォーマンスをするのか楽しみです。しかし、最近は作品を重ねるごとにポップになっていくアーティストが多いと思うのは気のせいでしょうか? ついさっき聞いたジャム・シティの新曲もそうだったし、、、(ひろし)
12. FKA twigs - Two Weeks 間違いなく2014年イチの大型新人であり、次世代の歌姫の座を簡単にさらっていったFKAツイッグス。マーキュリー賞にもノミネートされ、絶賛に次ぐ絶賛を受けるデビュー・アルバム『LP1』からのシングルであるこの曲は、彼女の持ち味である特徴的なビートが響くアンビエントなメロディに意味深でエロティックな歌詞がのったセンセーショナルな一曲です。歌だけでなくダンサーや映像監督としてもその才能をいかんなく発揮し、エキゾチックな美貌と独自のファッションセンスでファッション界からも熱い視線を注がれる彼女の初来日公演は早々にソールドアウト。全てが圧倒的すぎて文字通り目を離せません。もし全てが許すなら彼女になりたい。(knd)
13. Ibeyi - River リサとナオミの双子によるデュオ、イベイー。イベイーとはヨルバ語で「双子」という意味だそう。アフロ・ミュージックを代表する伝説的バンド、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブで活躍したパーカッショニストのミゲル"アンガ"ディアスを父親に持つサラブレッドはそのセンスを存分に発揮。キューバの民間信仰であるヨルバ文化とモダン・ポップやエレクトロ、ヒップホップをミックスし彼女たちにしかできない音楽を生み出しました。デーモン・アルバーンの最新作をプロデュースした〈XLレコーディングス〉のオーナー、リチャード・ラッセルが全面参加しています!(KES)
14. Flight Facilities - Crave You feat. Giselle 先日遂に待望のデビュー・アルバムをリリースしたオーストラリアのエレクトロ・デュオ、フライト・ファシリティーズの代表曲ともいえるメガ・ヒット・ソング!彼ら同様オーストラリア出身のSSW、ジゼルをフィーチャリングしたガーリーディスコなデビュー・シングルです。オーストラリアの人気ナンバーワンラジオ局、Triple Jにて3週連続でリクエストソング1位を獲得、オフィシャル・ビデオも約1,400万回以上と本国のみならず世界で話題になった一曲。(らっこ)
15. Chet Faker - Talk Is Cheap 母国オーストラリアの国民的音楽賞ARIAにて2014年の各賞9部門にノミネートされ、ベスト・メイル・アーティストなど5部門を獲得するなど、称賛の嵐を浴びた『ビルト・オン・グラス』よりの一曲。MVは公開されてわずか2週間で約500,000回を超える再生回数を記録。R&Bやポップ、ソウル、ハウスなど、彼のルーツ+エレクトロ、ブレイク・ビーツなサウンドにチェットのスモーキーなヴォーカルが相まって、滑らかに切り出すサックスのサウンドから曲に引き込まれ、曲の終わりまでうっとり聴き惚れること間違いなしです。(らっこ)
16. Sharon Van Etten - Taking Chances 湿っぽ過ぎる歌詞と情念溢れる世界観に、ブルックリンのミューズというよりは、アメリカが生んだ昭和歌謡歌手とでも呼びたくなるシャロン・ヴァン・エッテン。「君の愛情が重すぎるから・・・」と別れられてきた哀しい過去(←あくまで想像です)の思い出を音楽へと昇華し、聴いて2秒で泣ける楽曲を生み出し続けるその才能はまさに唯一無二。「愛する時には/あなたを丸ごと」と歌う彼女はたしかに重い・・・重いんだけれど、誰にでもそういう曲を(人目を忍んで)聴きたくなる瞬間ってあると思います!(えの)
17. SOAK - B a noBody まだ18歳という北アイルランド、デリー出身のSOAKはすでにUKのGlastonbury、LatitudeやElectric Picnic等のフェスに出演の経験を積み重ねてきた。大人気エレクトロ・ポップ・バンド、チャーチズのボーカリスト、ローレン・メイベリーは彼女にたいしてこの発言「彼女の声は信じられないくらい素敵で、3曲聴いたんだけどとても興奮したわ」。彼女は2014年前半にチャーチズが主催するレーベル〈Goodbye Records〉からE.Pをリリースし、同年の9月に英ロンドン老舗レーベル〈Rough Trade〉と契約した。(GXP)
18. Ásgeir - King and Cross 北欧はアイスランド、人口40人余りの小さな町で育ったアウスゲイル。母国で全人口の10人に1人が所有するほどの大ヒットを記録したデビュー作が、2014年に英語詞によるアルバム『イン・ザ・サイレンス』として世界に発表され、遠く離れたここ日本でも大きな反響と高い評価を得ることとなりました。中でもこの「King and Cross」は各FM局でのヘビーローテーションを獲得し、チャートで軒並み上位に入ったヒットシングル。オーロラのように壮大かつ繊細なメロディと氷のように透き通ったファルセットが、その時々の気持ちにふっと寄り添ってくれる一曲です。心にちょっとした余白が欲しい時にどうぞ。(Mako)
19. Beck - Waking Light 2008年の『モダン・ギルト』以来なかなか新作アルバムが出て来なかったベックが、約6年ぶりに遂にリリースしたアルバム『モーニング・フェイズ』からの一曲。一時はかなり体調が悪かったとか、スランプに陥っているとか、いろいろな噂が各地で飛び交っていましたが、この『モーニング・フェイズ』を抱えて(健康体で)ひょっこり帰ってきたベックに、一安心したファンも多かったのでは。もちろん『シー・チェンジ』と比べたくなる気持ち、分かります! 分かる、分かるんですが、そこはぐっとこらえて聴いていると、この作品の素晴らしさが改めて発見できると思いますよ!あとは来日を祈るのみ。(えの)