TRACK by TRACK スタッフによる楽曲解説

Hostessスタッフによる各曲解説!

Disc1

1. Little Barrie - Fuzz Bomb 13年6月のHostess Club Weekenderで来日し、そのときにも披露された、まさにタイトル通りの「ファズ爆弾」とも言える、鬼のようにかっこいいギターが炸裂する1曲です。バーリーのちょっと繊細な歌声との対比も非常に面白いです。一聴すると地味に聴こえるかもしれませんが、ライヴではバリバリに冴えわたる本当にかっこいい曲です! ライヴでの演奏を想像しながら再度聴いてみてくださいね。(T)
2. Arctic Monkeys - Do I Wanna Know? まだあどけなさが残る10代の若者たちが、8年経ったらこんなんになっちゃいました感溢れる気合の入ったヴィジュアルが最近話題のアークティック・モンキーズですが、変わったのはもちろん見た目だけじゃありません。2年振りの新作『AM』からのこのシングル曲を聴いて「大人になったねえ」と呟いたのは、きっと世界中で私を含めて3万人くらいいると思いますが、目を離してる隙にこんな艶っぽい音を出すロック・バンドになってましたよ! ちなみに私はリーゼント肯定派です。(えの)
3. Queens Of The Stone Age - I Sat By The Ocean デイヴ・グロール、トレント・レズナー、アレックス・ターナー等豪華ゲストが集結し全米1位、全英2位を獲得した6年振りの傑作ニュー・アルバム『ライク・クロックワーク』からのナンバー。聴いた瞬間、カリフォルニアのパーム・デザートにワープする様な抜けの良いイントロから始まり、後半にかけてはQOTSAらしいカオスが待っています。メンバー一の若手、マイケル・シューマンのセクシーなベース・プレイも最高!(hiroshi)
4. Hanni El Khatib - Nobody Move ナイキやコンバース、STUSSYなど、イケてる会社の世界キャンペーンCMソングを多数手掛けたことで話題を集めたサンフランシスコ出身のイケメン・ロック・シンガー、ハンニ・エル・カティーブ。プロデューサーに、ザ・ブラック・キーズのダン・オーバックを迎えて制作されたセカンド・アルバム『ヘッド・イン・ザ・ダート』には、今回収録の「Nobody Move」を始め、カッコイイ曲のオンパレード! だまされたと思って一度聴いてみたら、きっとハマること間違いなし!(T)
5.  Iggy And The Stooges - Job イギー・ポップの歴史や偉大さに関しての説明は今更なので省きます。Google先生に訊いてみてください!6年振りの最新アルバム『レディ・トゥ・ダイ』からの強烈お仕事ソング、「Job」。決して上司にしたいタイプではありませんが、イギー専務(66歳)だって仕事で悩む事だってあるんです! 「仕事はあるんだ / 仕事はあるんだ / 仕事はあるけど / 全然カネにならないんだ」イギー本部長、自虐ネタか?「同僚は愚鈍なろくでなしの集まりだと思ってるから」自分の事は思いっきり棚に上げちゃうパンクな生き様。イギー取締役の強烈お仕事ソングで、憂鬱な日曜夕方を乗り切れ!(KZK)
6. FIDLAR - Cheap Beer “Fuck It Dog, Life's A Risk”(しょーがねぇー、人生は賭けだ)の頭文字をバンド名とするLAの破天荒パンクス4人組のデビュー作からのオープニング・ナンバー。「俺は安いビールを飲む! だから何だ!ファック・ユー!」というキャッチーなコーラスは家で皿洗いしながらよく歌ってました。この愛すべきユーモアを気に入った人は、YouTubeで彼らを検索するとそこそこ面白い動画がそこそこ出てくると思うので是非どうぞ。(hiroshi)
7. Wavves - Sail To The Sun アメリカの西海岸、サンフランシスコで結成されたウェーヴス。日本正式デビューを飾った3rdアルバム『キング・オブ・ザ・ビーチ』がピッチフォークやスピンの年間ベストに選出されるなど大ブレイク。ボナルーやプリマヴェーラなど海外の大型フェスに出演し一回り成長した彼らが、プロデューサーにM.I.A.、リアーナを手掛けたジョン・ヒルを迎え制作した新作『アフレイド・オブ・ハイツ』は、90年代直系のグランジ/オルタナ・サウンドに深く傾倒した作品になっています。そういえば6月のHostess Club Weekenderの物販で売っていた彼らのTシャツもまんまニルヴァーナのデザインでした。(KES)
8. Mikal Cronin - Change サンフランシスコを拠点に活動するガレージ・ロッカー、マイカル・クローニンが今年5月にシー&ヒム、M・ウォード、レッド・クロス等を擁する老舗レーベル<MERGEレコーズ>からリリースしたセカンド・アルバム『MC II』に収録。アルバムは疾走感溢れるロック曲から、ストリングスをフィーチャーしたアコースティック曲まで幅広く収録されています。福岡のタワーレコードからジワジワと全国にクチコミで拡がって行った真の発掘系アーティスト!今後に注目です!(Killwacko)
9. . Savages - Shut Up メンバー全員がこんなにも音楽にストイックな姿勢で臨み、女性4人とは思えない高い演奏力とその場の空気を“音”で一気に変えてしまう程の力を持ったバンドに、久しぶりに出会えました。しかもそんな力強さを持ちながらも、彼女達は美しい。…完璧!私が10代だったら、彼女達のライヴを観た後に確実にバンドを始めるでしょう。それ位多くの音楽リスナーを魅了させる、サヴェージズ。彼女達のライヴは必見です。観た事ない人は、まずライヴを観ましょう(YouTubeでも可)。(Marippe)
10.  British Sea Power - Machineries Of Joy イギリス海辺の町ブライトンを本拠とするブリティッシュ・シー・パワーは、その幅広いスタイルからザ・キュアー、ザ・ピクシーズやアーケイド・ファイヤーなど様々なバンドと比べられた。そうは言っても、この一曲はクラウトロックのパイオニアであったノイ!の「ハロガロ-Hallogallo」(72年)の響きを思い出させるドラムとベース。このアルバムのタイトル・トラックともなる「マシンナリーズ・オブ・ジョイ」の曲名は、BSPに強く影響を与える米国のSF作者レイ・ブラッドベリーの短編集から借りたものだ。(banksy)
11. Editors - Honesty メンバー・チェンジを経た新生エディターズが贈りだすのは、ストリングスを響かせた渾身のハートブレイク・ソング。3年半ぶり、4枚目となる作品『ザ・ウェイト・オブ・ユア・ラヴ』からのこの1曲は、大の男がこれでもかというまでに恥やプライドを捨て、言わば泣き縋る想いを歌ったもの。“正直さ”が招いた2人の関係の終わりを悟った切なさと、失うものをすべて失った者のみが持つ強さとが入り混じったメロディーとヴォーカルは、とことん落ち込みたい時に聴きたい。(pepperomi)
12. Travis - Moving 今年、5年ぶり通算7枚目となるスタジオ・アルバムをリリースしたトラヴィス。5年といえば、赤ちゃんがそろそろ小学校入学へってくらいの期間ですが、いまや全員子持ちのトラヴィス、今作の制作に至るまでにしっかりお休みをとり、家族と一緒に過ごしたそう。インタビューでも「バンドを離れて普通の生活が出来たことが良かったんだ」とキラキラとした瞳で語る4人の姿は、すっかり良いパパそのもの。そんなほっこりオーラが伝わってくる、あったかソングになってますよ。(えの)
13. Johnny Marr - Upstarts サマーソニック2013で来日。ステージではザ・スミスの名曲らと共に披露された、マー先生30年のキャリアで初となるソロ・アルバム『ザ・メッセンジャー』に収録の1曲。とても素晴らしいライヴでファンの涙を誘い、とても暑い中でもジャケットを羽織り、とても紳士で、とても饒舌で、ひたすらにどこまでもジョニー・マーであったことに感動したひと夏の思い出。(T)
14.  Franz Ferdinand - Right Action 英国を代表するロック・バンド、フランツ・フェルディナンドによる4年振り4作目となるアルバム『ライト・ソーツ、ライト・ワーズ、ライト・アクション』からのリードシングル。前作とは打って変り“歌って踊れるフランツ”がカムバック!ミュージック・ビデオもカラフルでクールな仕上がりなので機会が有っても無くても是非チェックしてみてくださいね!(※Hostessのオフィスでも初めて見た時は社内で歓喜の声が上がりました)ちなみに『ライト・ソーツ~』の初回生産限定盤にはロンドンの伝説的スタジオ“コンク・スタジオ”でのライヴ・セッション13曲を収録したボーナスCD付。代表曲「Do You Want To」も収録されています。そうそう、アルバム発売に先駆けプロモーション来日をしたアレックス&ボブ。嫌な顔一つせず大量の取材をこなしていました(まさにプロ根性!)。ファンを交えた世界最速新作リスニング・パーティーやツイッターQ&Aも行うなど、改めてファンを大事にしているバンドなのだと再確認しました。(Killwacko)
15. Neutral Milk Hotel - Holland, 1945 いやいや、この曲だけじゃ良さが伝わらないよ!と、多少もどかしささえ感じるほどの傑作アルバム『イン・ザ・エアロプレーン・オーバー・ザ・シー』からの1曲。Hostessが扱っている作品の中で、音楽ファンが絶対聴いておいたほうが良いアルバムのベスト3を選べと言われたら(言われないですけど)、確実にこれはその1枚でしょう。ちなみにお寿司を食べられないなんて人生損してるねとよく言われますが、いやいや、それよりこのアルバムを知らない方がもっと人生損してるよ! 11月には涙の再結成来日公演@Hostess Club Weekenderも!(えの)
16.  Deerhunter - Monomania 今年リリースのアルバム『モノマニア』は、前作『ハルシオン・ダイジェスト』よりディストーションがバリバリ出ているガレージ・ロックの方向に行きました。前作ほどの細かいアンビエントなニュアンスがないですが、数回聴くと大分魅力が分かってきます。スーサイド、ラモーンズや60~70年代のレジェンドの影響がありつつ、ブラッドフォード・コックスのソングライティングの才能が発揮されたメロディックな曲です。(BNE)
17. The National - Demons 10年前、ザ・ナショナルが巨大な会場に出演する時代が来ることなど誰が想像したであろう? 08年にアメリカのシンシナティで行われたバラク・オバマ大統領の選挙集会に出演を依頼される前、彼らはアメリカ中の小さなバーやライヴ・ハウスをすでに何年も巡っていた。この曲はヴォーカルのマット・バーニンガーのバリトーンとフランクな歌詞の長所を引き出す。ダークな都市アメリカーナ、中産階級の不安定感があまりにもうまく率直に表現された歌詞に共感が寄せられる。(banksy)
18. Yo La Tengo - Ohm YLT相当ベテランですね。音楽才能は豊かでもありますし、日本への愛情もたくさんあるバンドです(というか、ジェームスがラーメン詳しすぎる!)。「オーム」は電気的な意味がありますが、歌詞をよ~く聞くと最後に“Resisting the flow~”というリフレインが入ります。人生の流れや死ぬという事実に抵抗しても無駄ということですかね?(BNE)

Disc2

1. Cayucas - High School Lover トロピカルで軽快なビートと共に、西海岸的な“ゆるポップ”が印象的な、カリフォルニア発5人組のカユカス。USを代表するインディー・レーベル、シークレットリー・カナディアンの秘蔵っ子バンドである彼らは、ラ・ラ・ライオットとツアーを廻る等デビュー・アルバム・リリース前からUSインディー界隈で注目されている模様。早耳リスナーさんは、今から要注目ですよ。 (Marippe)
2. Temples - Shelter Song ノエル・ギャラガーが「世界中でベストな新人バンドだ!」と絶賛するUKミッドランズ出身の4人組ロック・バンドのデビュー・シングル。NMEの“ベスト・ニュー・バンド・オブ・2013”リストにも選出されており、アルバム・デビュー前から異様な注目を集めています。本楽曲はあのジョニー・マーも「今年聴いた最も良い曲のひとつだ」と公言。ヴォーカル、ジェームスのマーク・ボラン的な佇まいにも注目です。11月30日、12月1日開催のHostess Club Weekenderで初来日! (hiroshi)
3. Palma Violets - Best of Friends 13年2月に開催したHostess Club Weekenderに続いて、SUMMER SONIC 2013で早くも今年2度目の来日を果たした、ロンドン出身の注目新人4ピース・バンド、パーマ・ヴァイオレッツ。ラフ・トレードの創始者であり、ザ・スミス、ザ・ストロークス、ザ・リバティーンズらを見出したジェフ・トラヴィスお墨付きの彼らが、まさにそのラフ・トレードからリリースした1stシングル。愛しい相手に対して、彼女ではなく大親友になってくれと歌う、新鮮で微笑ましい内容。バンドのソングライターでありフロントマンでもあるサムとチリの対照的な歌声の掛け合いが絶妙で、まるで真のUKロックを象徴するかのようなサウンド。これでいて、メンバーはまだ20代前半というから今後の活躍が楽しみだ。 (pepperomi)
4. Buke and Gase - Hard Times ブルックリン出身の自転車整備士のアローン・ダイヤー(“ビューク”)と、ブルー・マン・グループの楽器制作に携わっていたというアロン・サンチェス(“ゲイス”)からなるユニークな男女デュオ、ビューク・アンド・ゲイス。自作のギター/ベースや6弦のバリトン・ウクレレを操り、今USインディー・シーンで話題となっている。彼らの4作目のアルバム『ジェネラル・ドーム』は以前よりもぐっとダークなリリックが光るディープなサウンドな仕上がりとなっている。 (あかい)
5. Villagers - Nothing Arrived 元バンド、ザ・イミディエイト解散翌日、二日酔いで目覚めこのバンドの最初の曲ができあがった―それがコナー・J・オブライアン率いるアイルランド発フォーク・バンド、ヴィレジャーズ。きっと印象に残っているはずは今にも泣きそうな、だけどどことなくあたたかい声を持つオブライアンが普通のサラリーマン、通称Terrance Bliss(テランス・ブリス)の一日に付き添い、歌っているこの曲のミュージック・ビデオ。Terranceは、ニックネームでTerry(テリー)と呼ばれることが一般的で、この名前の由来、きっと歌詞の “Momentary BLISS” (モメンタリー・ブリス(至福のひと時))からきている。最初のコーラス前に注目して聴いてみるとわかりますよ。一度テリー・ブリスが聴こえてくるとそれを聴き逃せなくなる、2ndアルバム『アウェイランド』からの一曲。 (Miku)
6. Alt-J - Something Good 英マーキュリー・プライズを受賞した、リーズ出身の4人組。4人中3人が大学でアートを学んでいただけあり、メロディーから歌詞、ライヴにいたるまで、どのバンドもまねのできない独特の世界観を創り上げています。この「Something Good」は、軽快なリズムとメランコリックなギターにヴォーカルのジョーくんの声が絡みつき、もやっとした日曜日の午後の甘美さと憂鬱が一緒になった感じ。これはなんというか…恋です、恋。 (knd)
7. Local Natives - Heavy Feet ローネ(ローカル・ネイティヴス、略してローネね)はかなり曲作りを考えてやっているので、いわゆる一般的なLA在住バンドとはちょっとイメージが違います。但し、楽曲を聴くと、そのLA的なサニーな暖かさが伝わってくるのも事実です。 (BNE)
8. Cat Power - Manhattan 打ち込みのドラムから始まる、キャット姐さんによるきれいなメロディーと非常にドリーミーな楽曲です。最新作の『サン』はいい曲がたくさんありますが、中でも「Manhattan」はかなり印象的です。この曲の切ない歌詞“All the friends that we used to know ain't coming back”と、途中から入ってくるリズムは、夜にドライヴしているときに聴きたいです。 (BNE)
9. Austra - Home オペラを10歳の頃より学び、ロックやポップな音楽を聴かず育った、ケイティ・ステルマニスを中心とするカナダ出身6人組バンド、アウストラ。英国名門レーベルDomino Recordingsからのデビュー作『フィール・イット・ブレイク』(11)がニューヨーク・マガジン年間ベスト・アルバムで1位を獲得するなどメディアから好評価を受けた。ザ・エックス・エックスやグライムスなどとツアーを回るなか、バンド内での共同作業は前作以上に活発になり、ダーク・ポップなサウンドは更に進化しながらよりグルーヴィでエレクトロなセカンド・アルバム『オリンピア』を完成させた。今年11月30日、12月1日に行われるHostess Club Weekenderへの出演も決まっているアウストラ、日本初上陸を前にHomeをチェキチェキ。 (KZK)
10. These New Puritans - Fragment Two モデルとしても活動するジョージ・バーネットと、いかにも気難しそうな面構えのジャック・バーネットの双子が率いるジーズ・ニュー・ピューリタンズ。ディオール・オムのショーに曲を提供したことで広く知られた彼らですが、その音楽への姿勢はストイックそのもの。ファーストでは「色」や「数字」を連呼する摩訶不思議な曲を作ったかと思えば、セカンドでは和太鼓や日本刀の音をサンプリング。NMEで年間ベスト・アルバム1位を獲得するなど確固たる地位を築き上げました。そんな彼らが次に選んだのは現代音楽。オーケストラと共にレコーディングを行ったこの楽曲は、今までのビートが控えめになり、ピアノのメロディーが印象的になっています。アルバムは鷹の飛び立つ時の羽の音(!)をサンプリングした曲も含まれている傑作です。 (KES)
11. The xx - Fiction ロンドン出身の3人組ザ・エックス・エックスは09年のデビュー作から世界的なサクセスを収めるようになる。その成功と、さらに経験を通して得た自信と大胆さを表現するのがこの1曲「フィクション」。ジェイミー・エックス・エックスのMPCとローランド909的なリズムセクションがミックスのフロントに押され、スペース間に溢れる、今ではおなじみのxxサウンドが彼らの歳を卓越し成熟さ見せてくれる。FUJI ROCK FESTIVAL ’13で経験できたファンはわかっているように、これはライヴで経験するべき曲。 (banksy)
12. SOHN - Bloodflow 昨年オーストリアはウィーンに移り住み、UKの名門レーベル4ADと契約した新人としてすでに注目を集めているソン。未だ2枚のシングルしかリリースしていない彼だが、その繊細かつソウルフルな歌声と絶妙な“間”が特徴的な打ち込みサウンドは単にポスト・ダブステップというカテゴリーに収まらないスケールを感じさせる。未だ数える程しかやっていないライヴだが、すでに有名フェスに出演を果たし、確固たる評判を得ている状況をみると今後の期待が膨らまずにはいられない。 (KZK)
13. Mum - Toothwheels ビョークやシガー・ロスと共にアイスランドを代表するバンド、ムーム。この楽曲が収録されている、約4年振りのニュー・アルバム『スマイルウーンド』は、初期メンバーであった双子姉妹のギーザが本格的にカムバックした作品という事もあり、昔からのファンはそれだけでもう感無量…。今作はエレクトロニカに比重を置き、ノスタルジックで幻想的なサウンド・スタイルにあのウィスパー・ヴォイスが前面に出ているところからも、初期作品を彷彿させる、ファンにとっては嬉しい内容となっています! (Marippe)
14. Daughter - Human シガー・ロスやザ・エックス・エックスを彷彿とさせるサウンドでありながらも、オリジナリティを感じさせるのは、ヴォーカル、エレナの憂いを秘めた歌声とアコースティック・サウンドの見事なマッチングによるものでしょう。ドーターのデビュー・アルバム『イフ・ユー・リーヴ』に収録の「ヒューマン」は、まるで暗闇の中に差し込む一筋の光のよう。人の入りの少ない小さなライヴ・ハウスで彼女たちの演奏を聴きたい、 という願望は少々贅沢すぎるかな。 (ymmts)
15. Atoms For Peace - Default スーパーグラスのヴォーカル、ギターとしても知られ、12年には、自身のキャリアでは初となるソロ・アルバム『ヒア・カム・ザ・ボムズ』をリリース。同年6月のHostess Club Weekenderで来日して素晴らしいライヴを披露してくれたギャズ・クームスの、今春に配信と12インチのみでリリースされた、約1年振りとなるアルバム未収録の新曲がこの「One Of These Days」。雰囲気たっぷりに歌うギャズのカッコよさが際立つ、珠玉の1曲ですよ。これ、かなりいい曲です、マジで。(T)
16. Atoms For Peace - Judge, Jury, Executioner アトムス・フォー・ピースのそもそもの始まりは、トム・ヨークがリリースしたソロ・アルバム『ジ・イレイザー』。それをライヴで再現するために集められたのがレッチリのフリー、レディオヘッドの長年のプロデューサーであるナイジェル・ゴッドリッチ、ベックやR.E.Mにも参加したジョーイ・ワロンカー、そしてマウロ・レフォスコという超豪華メンバー。この曲は正に現代のスーパーグループである彼らのデビュー作からのリード・トラック。レディオヘッドの時は滅多に取材を受けないトム・ヨークだが、今回は様々な雑誌の表紙を飾ったり(Dazed & Confusedの表紙の変顔には度肝を抜かれた人も多いはず)、ナイジェルと共にDJツアーをするなどご機嫌な様子。実はトムって結構出たがりなのかも………。 (KES)
17. Toro Y Moi - Never Matter 日本では“トロちゃん”の愛称で知られる(?)、トロ・イ・モワのサード・アルバム『エニシング・イン・リターン』からの1曲。FUJI ROCK FESTIVAL ’13での来日が記憶に新しい彼が、マイケル・ジャクソンのイメージを目指した曲というだけあって、80年代後半のポップ・チューンに仕上がっている。一聴すれば自然と体が揺られ、ついつられてシャウトを入れたくなるようなスムースなサウンドは、ソウル、ファンク、R&B、ジャジー・ブレイクビーツと、ジャンル枠に囚われない音楽を開拓する彼が持つ、ほんの一面に過ぎない。 (pepperomi)
18.  CHVRCHES - Gun 全米英で人気が爆発し、遂に日本でも本格ブレイク中のグラスゴー出身ポップ・バンド、チャーチズはキュートなルックス&歌声のローレンと髭オヤジ2人(と言ってもまだ若い)による3ピース・バンド。アルバム・デビュー前にも関わらず、SUMMER SONIC 2013で初来日を果たしファンを喜ばせてくれました。「Gun」が収録されている日本デビュー『EP』はバンドが日本だけの為に用意してくれた日本独自企画盤! 実は海外ファンからも「欲しい!」とのリクエストが殺到しているんです。そんな彼らのデビュー・アルバム『ザ・ボーンズ・オブ・ワット・ユー・ビリーヴ』も現在好評発売中。ちなみにサマソニ来日中にマーティン(Key, Vo)はHostessスタッフと共に灼熱の渋谷でフットサルを敢行。(参加すると思っていたローレンはまさかの不参加、彼女は念願の猫カフェへ。男子スタッフが崩れ落ちたのは言うまでもありません) (Killwacko)
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