Bombay Bicycle Club

ジャック・ステッドマン×Galileo Galileiメンバーによる夢の対談!!

ボンベイ・バイシクル・クラブ、ニュー・アルバムリリース記念!ジャック・ステッドマン×Galileo Galileiメンバーによる夢の対談!!北海道出身の3ピース・バンド、ガリレオ・ガリレイは「ボンベイ・バイシクル・クラブが一番好きなバンド」と公言するほどの大ファン。そんな彼らから見た、ボンベイ・バイシクル・クラブの魅力や同世代の彼らの通じる点にフォーカスした、スペシャル対談が実現!対談文章:黒田隆憲 写真:入日伸介

Galileo Galilei(ガリレオ・ガリレイ) 尾崎雄貴(Vo/G)、佐孝仁司(B)、尾崎和樹(Dr)の3人が母体となり、北海道・稚内市にて2007年に結成。2010年2月、ミニアルバ ム「ハマナスの花」でメジャーデビュー。平均年齢18歳というインパクトと作詞作曲を手掛ける尾崎雄貴のポップメイカ—としてのポテンシャルは日本中の大きな注目を集め、瞬く間に日本の音楽シーンを賑わす存在に。2011年より活動の拠点を札幌に移し、メンバー全員で住む一軒家のガレージにスタジオを作り自由な制作環境を整える。メジャーという構造の中にありながら、制作的にほぼインディペンデントな形態で作り上げたセカンドアルバム「PORTAL」を2012年にリリース。この作品は、Bombay Bicycle Club、Foals、THE DRUMS、Tokyo Police Club、Phoenixなどの海外バンドの影響を色濃く反映させた作品となりヒットを記録。その後もリリースごとに進化を遂げ、昨年10月にリリースされた最新アルバム「ALARMS」は、USインディー・ロックバンドPOP ETCのクリストファー・チュウをプロデューサーに迎えて制作され、そのフレッシュで上質なインディーポップ/ロックな内容に、J-POPファンにとどまらず洋楽ファンからの熱い支持も集めている。さらに今年2月には、東京・渋谷公会堂での初ホールワンマンを成功させるなど、ライブバンドとしても 圧倒的な存在感でシーンの内外から注目を集めている。

通算4作目となるニュー・アルバム『So Long, See You Tomorrow』をリリースするボンベイ・バイシクル・クラブ。そのフロントマンであるジャック・ステッドマンと、北海道出身の3ピース・バンド、ガリレオ・ガリレイによる“夢の対談”が実現しました!
ガリレオ・ガリレイといえば、最新作『ALARMS』ではポップ・エトセトラのクリストファー・チュウをプロデューサーに迎え、札幌のプライベート・スタジオを駆使したマニアックなサウンド・プロダクションが、洋楽ファンの間でも注目を集めつつあるバンド。共に10代でバンドを結成し、同時期にデビューした両者は共通点も沢山あるはずです。そこで今回は、お互いのソングライティングやレコーディング方法について、たっぷりと語り合ってもらいました。

ジャック・ステッドマン×Galileo Galileiメンバーによる夢の対談!!

僕らも高校を卒業した頃にバンドをやり始めたからさ、世界の端と端で、同じ時
期に同じような道を歩んでいるよね。僕らも高校を卒業した頃にバンドをやり始めたからさ、世界の端と端で、同じ時 期に同じような道を歩んでいるよね。

尾崎雄貴(ヴォーカル、ギター):僕ら、高校生の頃からボンベイ・バイシクル・クラブ(以下ボンベイ)の大ファンで。「一番好きなバンドは?」って聞かれたときは「ボンベイ」って答えているくらいなんです。だから、今日はジャックくんに会えるというのであまりにも緊張して、ちゃんとしゃべれなかったら困るので(笑)、何を話したらいいか皆で話し合ったものをメモしてきました。

ジャック・ステッドマン:あははは、大丈夫だよ、僕も緊張しているから(笑)。

ー では、まずはガリレオ・ガリレイのみなさんが、ボンベイの音楽に出会った経緯から教えて下さい。

雄貴:僕ら、ガリレオ・ガリレイとして10代でメジャー・デビューしたんですけど、高校を卒業するくらいに初めてボンベイに出会ったんです。最初は後追いで、ファースト・アルバム『I Had the Blues But I Shook Them Loose』に入っている「Magnet」と「Always Like This」を聴いたんですけど、「なんだこのバンド?」ってメチャメチャ衝撃を受けました。それから、すでに出ていたセカンド『Flaws』を聴いて、その次に『A Different Kind of Fix』という順番で聴いていったんですけど、なんていうか、自分たちが今まで聴いてきた音楽の美味しいところ取りっていうか、全部持ち合わせているなって思ったんです。僕らが言うのも変なんですけど、「若いのになんてポテンシャルのあるバンドなんだろう」って思ったんですよね。それで一気に"ただのファン"になっちゃいました(笑)。

ー みなさんは年齢も大体同じくらいなんですよね?

ジャック:僕は23歳だよ。

雄貴:僕は22歳です。

ジャック:そうなんだ、不思議だね。だって、僕らも高校を卒業した頃にバンドをやり始めたからさ、世界の端と端で、同じ時期に同じような道を歩んでいるよね(笑)。

雄貴:確かにそうですね。でも、デビューした頃は僕らまだ10代だったし、自分たちの音楽性とかそういうこともあんまり考えずに活動していたんですよね。だからボンベイに出会ったことによって、音楽的にはホント影響受けまくりました。例えば、僕らはよく、自分の好きなバンドのカヴァーを演奏していて、それをYouTubeにアップしたりしているんです。ファンの子たちに「こういうバンドもいるんだよ」っていうのを知って欲しくて。そうすると、ボンベイのカヴァーをやったときの反響もひときわ大きいんです。「ボンベイのCD、買いました」って言ってくれる子もいるんですよ。

ジャック:ほんとに? 紹介してくれてありがとう。嬉しいな。

雄貴:普通にカヴァーするだけじゃなくて、「Rinse Me Down」という曲には日本語の歌詞をつけてみたりもしました。すごくいい歌詞だなって思ったので、知り合いの翻訳家に訳してもらって、メロディに合うように直して歌ったんです。そしたら終演後にお客さんから、「歌詞がすごくよかった」って言われましたよ。

ジャック:それ、レコーディングしたの?

雄貴:いえ、ライヴでやっただけなんです。

ジャック:じゃあいつか一緒にライヴが出来るチャンスがあったら聴かせてよ。

ジャック・ステッドマン×Galileo Galileiメンバーによる夢の対談!!

雄貴:是非! 僕らとしては、もっともっとボンベイの魅力を僕らのファンの子たちとか、僕らと同世代の音楽やっている人たちに伝えていきたいんですよね。この対談も、そのキッカケになればいいなと思ってます。‥‥すみません、かなり前のめりになっちゃいました。

ジャック:OK(笑)。そういえば、新作の中で僕らインディアン・ミュージックの要素を取り込んでいるんだけど、そうすることでファンにインディアン・ミュージックの良さを知ってもらいたいっていう気持ちもあるから、その辺は君たちと一緒だよね。

雄貴:実際、ボンベイがカヴァーしている曲を調べたり、インタビューで話していたアーティストのアルバムを探したり、ジャックくんがソロ曲としてサイトにアップしている曲の、サンプリングネタを調べたりってことは、僕らがずっとやってたことです(笑)。そのおかげで、世界中の色んな音楽を知ることが出来ました。だからすごく感謝しているんです。

ジャック:そんなふうに言ってもらえて僕も嬉しいよ。

雄貴:ちょっと「好き」って言い過ぎちゃったので、ここからはアルバムの話を‥‥(笑)。